にゅーぽじ 〜中庸的に本を読む〜

主に本の紹介としょぼいイラストをかきなぐるぶろぐ

カルト・陰謀・秘密結社大事典(アーサー・ゴールドワグ:2010年10月)

古今東西のカルト宗教、陰謀論、秘密結社が大集結! 事典と銘打ち目次はあいうえお順に並んでいるが、ちょっと探しづらいかも。 ただ内容は中立的に書かれているので、調べものをするには良い本です。 あと表紙がこわいよ。人のいる場所では読めないよ。 は…

カインは言わなかった(芦沢央:2019年8月)

クラシックバレエを題材にしたミステリ作品 芸術を追い求める人たちの「そこまでやるか?」な行動。 まさに狂おしほどに選ばれたい、ですね。 はじめにまとめ ・のっけから殺人シーン。しかし犯人も被害者も最後まで分からないミステリ ・”表現者”としてのエ…

ギグワーク(長倉顕太:2019年10月)

ベストセラー作家を量産した 元編集者・長倉顕太さんのお仕事本。 ギグとは音楽用語で「一回限りの演奏」とか「単発」とか そんな感じの、即興音楽ぽい意味合いです。 初めにまとめ ・サイバネティクス的に選択肢を増やす行動を取り続けよう・生きてるだけで…

千の顔をもつ英雄(ジョーゼフ・キャンベル:2015年12月)

昔々から語り継がれる物語には共通点がある。この本では その普遍性を『英雄』と呼び、数多の言い換えられ方を『千の顔』と表現している。 スターウォーズの監督、ジョージルーカスも絶賛。 かなり読みづらいので腰を据えましょう。 初めにまとめ ・神話の標…

ダイアローグ(ロバート・マッキー:2017年10月)

【ダイアローグ:あらゆる登場人物があらゆる人物に対して発する、あらゆる言葉。】 映画、小説、演劇、ドラマのシーンを例にとり、創作をしている人なら 『そうだよね』と感じる会話の巧拙について解説してくれている。 洋画の小洒落た掛け合いを想像してい…

思えば、孤独は美しい (糸井重里:2017年12月)

株式会社ほぼ日の代表取締役社長、糸井重里さんの本(マザー2の生みの親!)。一年間で呟いたり書き留めた文章から、これはというものを選んで一冊にまとめられている。『小さなことばシリーズ』として毎年発刊されているようだ。 初めにまとめ ・優しい言…

知らない人に出会う (キオ・スターク:2017年7月)

TED本(動画はページ下部にあります)。 知っている人とのコミュニケーション術は数あれど、 知らない人と積極的に話そう!というコンセプトの本はあまり無いのでは。 初めにまとめ ・儀礼的無関心とは、社会性パッシブスキルである。 ・TPO*1をわきまえて、…

エモーショナル・デザイン (ドナルド・A・ノーマン:2004年10月)

人の情動を掻き立てるデザインについての本。外観だけでなく、人とモノのインタラクション(=相互作用)を全般に扱われており、コミュニティやライフスタイルとしての機能デザインまで内容は多岐に渡る。なかなか重厚、読み終わるまで少しパワーが必要です…

人魚の眠る家 (東野圭吾:2018年5月)

上司からお借りしました。 東野圭吾デビュー30周年記念作品とのこと。 最初にまとめ ・『人魚=水難事故+歩けない』という設定。 ・人間の生死の基準を問いかけられる。 ・親子の愛情が感じられる、泣けるお話です。 ・臓器移植の国内、海外事情について…

思考の整理学 (外山滋比古:1984年4月)

仕入れたネタの醗酵方法について散りばめられたエッセイ。名著です。 なんでも東大生にもっとも読まれた本だとか。 最初にまとめ 思考の整理には忘却することが一番。『見つめる鍋は煮えない』 これはと思ったことは書き留めておき安心して忘れる。 書いたも…

ブログはじめました

こんにちは。 読書が好きすぎるので感想ブログでも作りたいなあと思いこのたびお試しで作成しました。 どこまで続くかわからないけど、地味なことをコツコツ続けるのはわりと好きなほう。 読んだ内容は自作漫画へも活かしたいです。 たくさんアウトプット出…